自律神経失調症を整体で改善する?
自律神経失調症はココロの問題と思われがちですが身体の問題です。
自律神経失調症の方は身体がとても緊張して歪んでいます。身体からのアプローチによって身体の緊張や歪みを整え症状を改善していきます
整体の1番のメリットは
身体に直接施術できること
1・身体へのアプローチ
●骨盤・背骨のゆがみの矯正
●頭蓋骨の調整
●内臓の調整
自律神経に関係が深い箇所の歪みや緊張を整えることで副交感神経の働きを改善し、症状の改善を図ります
2・呼吸へのアプローチ
自律神経と呼吸は密接に関係しています。また呼吸の状態と身体の調子は連動しています。呼吸状態をみればおおよその状態が把握できます。呼吸のしやすい状態に整体で整えます。またセルフケアとして正しい呼吸のやり方を身に付けることで自律神経失調症の早期改善を図ります
3・心理カウンセリング
自律神経失調症の方はカラダはもちろん精神的にも大きいダメージを受けている方がいます。ただ施術をするのではなく専門的なカウンセリングを交えて施術することで心理面でのサポートも行います
4・日常生活の改善
自律神経には日常生活の改善が不可欠です。
具体的に言うと栄養面(食生活)や生活習慣などの改善が必須です。その方に合わせたアドバイスをさせていただきます
ココロとカラダ、生活、この3つを同時に改善することで自律神経失調症を改善していきます
当院は日本自律神経研究会で専門教育を受けた全国でも数少ない整体院です
自律神経失調症を扱うようになった理由
私が自律神経失調症を施術するようになって10年以上経ちます
温厚でマジメ、社交的なM君が体調不良に悩まされるようになったのは高校生の時からでした。私が真剣に自律神経失調症に取り組むキッカケになったのは彼が理由です。
当時の私は起立性調節障害のことも知らず未熟でしたがそれでも私を信用してくれ身体を任せてたM君。試行錯誤の連続・・・。高校を卒業するころには体調はよくなり無事高校を卒業、大学4年間は快調、月1回、メンテナンスのため通院してくれました。
M君が社会人となり2年目に症状が再発・・・
激務、人間関係、M君は明らかに疲れていました。でもマジメなM君は泣き言1つ言わずがんばっていたんだと身体を診たときにそう思いました。施術をしながら身体のこと、仕事のこと、将来のこと、色々な話をしました。
体調も回復し、彼は大きな決断をしました。会社を辞める、そして海外に行く。自分に正直に問いかけた結果です。私はうれしかったです、体調がよくなったことはもちろんですが、何より彼の目が光り輝いていたことがです。
私は彼の人生に関われたことがうれしいし、彼と出会えたこと、彼を通して色々なことを学び整体師として成長できました。
彼は今、元気に夢を追っかけてがんばってます
増える自律神経失調症
原因は環境の変化です。会社、コミュニティなどの所属先の変化、人とのコミュニケーションの多様化、メディア、ネットなどの情報過多などが挙げられます。
私達は便利な世の中になったぶん、身体を使うことより、頭を使うこと、気を使うことが多くなった結果、日常のストレスを多く抱え込むようになりました。
うつ病、自律神経失調症の方は10人に1人とも言われています。
病院にいっても異常がないと言われた原因不明の症状は自律神経の働きが乱れてしまうことに原因があります
自律神経失調症の特徴
自律神経失調症の特徴として挙げられるのは専門病院(脳神経外科、胃腸科、整形外科など)での検査の結果、異常なしと診断されること、複数の症状が同時にでること、人それぞれ症状が違うということが言えます
自律神経失調症の症状
- 不眠
- 食べれない
- 胃腸が痛い
- お腹を下す
- 全身の倦怠感
- 朝起きられない
- イライラ感
- 不安感
- 恐怖感
- 微熱
- 耳鳴り
- 目まい
- 心臓がドキドキバクバクする
- 呼吸が苦しい
- のどが詰まるような感じがする
- 生理不順
- 手足の異常な冷え
- 手足がピリピリする
- ストレス性じんましん
メニエール病、突発性難聴、パニック障害、神経不安症、過敏性大腸炎、逆流性食道炎、ヒステリー球、生理前症候群など具体的な症状名がついているものも一部を除いてそのほとんどが元をただせば自律神経からくる問題だと言えます
よく耳にする話ですが・・・・
耳鳴りがするから耳鼻科に行くとします
すると先生からの一言
「異常ないですね・・・」
と言われる方が多くいます
<例1>胃腸の調子が悪い、気持ち悪い、吐き気がするから病院に行ったとします。しかし胃カメラを飲んでも異常が見つからない、だから異常なしと判断します
<例2>耳鳴りがするから耳鼻科へ行ったとします。しかし検査で異常が見つからない、だから異常なしと判断します
<例3>目まいがひどくて脳外科へ行ったとします。しかし検査で異常が見つからない、だから異常なしと判断します
通常カラダの不調を感じたら専門医のところに行きます。病院というところは専門のパーツを診断する場所です。各パーツ自体に問題が見つからなければ治療のしようがないのです。
しかし内臓を動かしている神経(自律神経)に異常があれば胃腸の調子が悪いと脳は感じてしまうわけです。その他にも病院で異常がないと言われた症状ほとんどが自律神経の異常と言えます。
何で自律神経失調症になるのでしょう?
答えは簡単です。ストレスです。しかし単にストレスといってもみなさんが想像する精神的なストレスだけではありません。私たちは生活の中で日々、色々な形でストレスを受けています。ここで私たちが受けているストレスをあげていきます
1 精神的ストレス・・・人間関係・仕事・育児など「ツライ」と思うことすべて
2 構造的ストレス・・・骨盤・背骨・筋肉の歪み、内蔵の機能低下など
3 科学的ストレス・・・栄養不足・添加物・化学物質・アルコールなど体内で化学反応を起こす
4 温度・湿度のストレス・・・寒暖の差、湿度が高すぎることや低すぎることで起こるストレス
このようにして色々な角度からストレスを受けています。
人間の供与できるストレスが100とすると精神的なストレスが50であってもその他のストレスで残りの50が重なるとカラダの症状が悪化します
自律神経失調症になるプロセスは・・・
カラダの症状が出て1ヶ月以上その症状が続く、またはさらに悪化した状態であれば自律神経失調症の可能性が大きいです。
一般的には自律神経失調症やうつ病は精神的なものと思っている人が多いです。しかし実際はカラダの症状、脳の機能異常です。結果的に精神がカラダの状況に引きずられる状態になります。
現在、自律神経失調症の治療は?
● 心療内科による投薬治療
● カウンセラーによる心理カウンセリング
などが一般的ですが症状を早期に改善させるには今一歩というのが現状です。薬は症状を改善するというより、症状を抑える意味合いが強いです(わかりやすくいうと痛み止めのような効果だっと思ってください)
カウンセリングも効果的ですが一時的な効果(気持ちが楽になるなど)のみになります。心理面だけではカラダや脳の機能がすべて解決するには十分ではないです
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