小学生から中学生に非常に多く、高校生にも見られます。思春期に多い若年性自律神経失調症の1つです

起立性調整障害は自律神経失調症と言えます

原因

● 成長期における自律神経の乱れ

● 環境の変化による緊張・興奮

● 学校、家庭内のストレス

● 遺伝的体質

● 運動不足

● 栄養不足

代表的な症状

● 朝起きれない

● 貧血

● 頭痛

● 食欲不振

● 立ちくらみ

● めまい

● 腹痛

● だるさ・倦怠感

症状は個人差があり、訴える症状、症状の程度も違います。また複数の症状が出ることも特徴です

朝の体調不良が多く、午後になるにしたがって体調が回復していくことが多いです

鉄欠乏性貧血や心疾患、てんかんなどの神経疾患、副腎、甲状腺など内分泌疾患など別の病気を患っていなければ起立性調節障害を疑います。

現在は起立性調節障害への理解も深まり病院、学校、家庭内での対応も変わってきています。情報もとれるようになりました

なぜ、朝起きれないのか?

起立性調節障害の場合、朝起きれない、それに伴う頭痛・腹痛・身体の倦怠感などの朝の体調不良がメインの症状になります。そのことにより学校に行けなくなります。

自律神経が正常に機能している場合、交感神経は朝、徐々に働き始め、夜、副交感神経に切り替わります。

正常は7時~21時が活動時間だと仮定すると起立性調節障害の場合は12時~21時が活動時間となります。正常な活動時間が短くなります。体内時計がくるっている状態です

これを日内変動といって1日の活動バランスが乱れます

具体的に言うと起立性調節障害の場合、朝スイッチが入りません。真夜中の状態だと思ってください。だから朝起きれません。昼近くにスイッチが入り午後になると体調が回復し活動的になります。(午後は普通に戻り学校に行ける、遊べる等)夜はスイッチが切れますので睡眠自体はとれます。

これは大人でも同じです

病院での治療

起立性調節障害の専門外来はほとんどなく心療内科、メンタルクリニック、小児科などでの治療になります。薬物治療が中心で主に血圧の薬、血流をよくする薬、頓服薬が使われることが多いですが薬物治療はあまり効果がないため漢方薬の処方が多いです

漢方薬、サプリメントによる栄養補助などが一般的で定期的な通院、経過観察をしていきます

また医師やスクールカウンセラーによる定期的なカウンセリングを行い経過観察をしていきます

当院で行っている施術

施術の1番の目的は自律神経の働きを改善すること

交感神経の働きを抑制し副交感神経の働きを活性化させます

身体へのアプローチ

1・脊柱・頸椎(中枢神経)への施術

2・内臓へのアプローチ(機能低下改善)

3・頭蓋骨調整(脳の緊張緩和・機能低下改善)

自律神経において関係の深い箇所に施術を加え改善を促します。

身体に優しい整体でお子様でも受けていただけます

心理カウンセリング

お子様・親御様両方の話を聞き、現状の把握、アドバイスをします。

希望がありましたら親御様のカウンセリングも致します

セルフケア

栄養指導、生活指導、コミュニケーション指導、運動指導を行います

身体に直接的な施術が加わること、プラス総合的なアプローチでで早期改善が見込めます

今までたくさんのお子様を施術させていただきました。

確実に言えることは・・・・経過観察に比べて症状の改善は確実に早いです

整体を取り入れることは病院や家庭ではできないことを取り入れること、現状の打開、積極的な改善を促すことにつながります

起立性調節障害を扱うようになった理由

私が起立性調節障害を治療するようになって10年以上経ちます

温厚でマジメ、社交的なM君が体調不良に悩まされるようになったのは高校生の時からでした。私が真剣に治療に取り組むキッカケになったのは彼が理由です。

朝起きれない、頭が痛い、お腹が痛い、だるいなど・・・・

M君は起立性調節障害でした

当時の私は起立性調節障害のことも詳しく知らず未熟でしたがそれでも私を信用してくれ身体を任せてたM君。試行錯誤の連続・・・。高校を卒業するころには体調はよくなり無事高校を卒業、大学4年間は快調、月1回、メンテナンスのため通院してくれました。

M君が社会人となり2年目に症状が再発・・・

激務、人間関係、M君は明らかに疲れていました。でもマジメなM君は泣き言1つ言わずがんばっていたんだと身体を診たときにそう思いました。施術をしながら身体のこと、仕事のこと、将来のこと、色々な話をしました。

体調も回復し、彼は大きな決断をしました。会社を辞める、そして海外に行く。自分に正直に問いかけた結果です。私はうれしかったです、体調がよくなったことはもちろんですが、何より彼の目が光り輝いていたことがです。

私は彼の人生に関われたことがうれしいし、彼と出会えたこと、彼を通して色々なことを学び整体師として成長できました。

彼は今、海外で元気に夢を追っかけてがんばってます

こんな方におすすめ

✅ 積極的に改善したいと思っている

✅ 状況・対応策を詳しく知りたい

✅ 従来の治療だけでなく新たな治療を考えている

理解と対応

ご家族での対応について説明します

まず起立性調節障害は身体の問題だと認識することが大切です。

本人の性格、気質(生まれ持った感覚)、体質も大いに関係してきます。

まず起立性調節障害は精神的なものという認識を親御さんが捨てることです。

怠けている、気持ちの問題など精神面に直接的なアプローチをかけると症状が悪化する場合がありますので気を付けましょう

改善を急ぐあまり親御さんは身体に良いこととして色々進めることがありますがそれらがストレスやプレッシャーになりますので本人が気の進まないものを押し付けるのはやめましょう

今、本人のできること・できないことを明確にしましょう

次に具体例を用いて説明していきます

例1) 規則正しい生活が大切だからと言って朝無理やりに起こすこと

例2) 学校へ行けなくても友達とおしゃべりや遊ぶことはやりたい

例3) 夜更かし(ゲーム、スマホなど)

<例1について>

学校に行きたくないのと行きたいけど行けないのは別です。後者の場合、起立性調節障害のお子様は朝に体調不良を訴えることがほとんどです。これは大人の自律神経失調症の方にも同じことが言えます。逆に時間の経過(特に夜が近づくにつれて)とともに体調が回復していくという特徴があります。

朝はカーテンを開け太陽光を入れること、体調確認の意味で優しく語りかけてあげてください

<例2について>

矛盾していることは否定しませんが社会生活の一環、リハビリ、体力作りとして出来ることは積極的にやらせてあげてください。

<例3について>

夜更かしの習慣は起立性調節障害においてネックになるものの1つです。夜更かしをして朝起きるのがツライというのは例1の場合と意味が違います。特に夜のゲームやスマホなどはダメです。自律神経を興奮させてしまうのでやるなら日中にするよう指導してください。夜は睡眠時間をしっかり確保することが大切です。

家庭での取り組み

家庭での取り組み、環境作りは起立性調節障害を改善をしていくうえで重要なことです。これらを習慣化することは早期改善を目指すうえでとても大切です

1・食生活

1日3食にこだわらないようにしましょう(特に朝)。(現状は身体が弱っている状態です。風邪をひいている状態だとイメージしてください)

甘い物の摂取は控えるようにしてください。(糖類は自律神経に過剰な負担をかけますのでご注意ください)

2・身体を動かすこと

種類は問いませんのでぜひ積極的に身体を動かしてください。好きなスポーツがあれば1番いいですがなければ例えば自転車、散歩、縄跳びなど何でもいいです。身体を動かすことで生活リズムの安定、体力増強、食欲増進、睡眠の質の向上が見込めます

3・夜の過ごし方

朝の体調不良は特徴の1つですので無理に早起きをさせる必要はありませんが夜は早寝の習慣をつけるようにしましょう。特に就寝前のスマホやゲームをすると自律神経が興奮していまい、睡眠の質を下げてしまいますのでご注意ください

4・コミュニケーション

お子様と積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。

どんな話題でもかまいません。常に親御様がオープンな状態を子供に見せてあげることが大切です。また話をすることはストレスの発散行為にもなります。

5・焦らない

お子様、親御様とも先が見えない焦りやもどかしさがあると思います。しかし焦れば焦るほど症状は悪化する場合が多いです。またお子様、親御様ともストレスを蓄積することになります。

急がば回れということわざがありますが落ち着いて対応することが結果的に早期改善につながります

まとめ

親御さんのスタンスとしては現状は受け入れる、否定しない、待つというスタンスが大切です

お子様、学校、家庭内での共通理解・行動が大切です

また第3者(医師・カウンセラー・我々のようなセラピスト)の専門家による客観的な視点も大切です

直接的な治療が確立されていないため家庭内での生活・取り組みが非常に重要になります

起立性調節障害は自律神経失調症の1つとなりますのでぜひ自律神経失調症ページもぜひご覧ください

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