自律神経失調症の中でも代表的な症状の1つなのがめまいです。

眼科、耳鼻科、脳神経科などを受診しても異常がないと言われた方のほとんどは自律神経に問題があります

めまいの種類

  • 回転性めまい
  • 良性発作性頭位めまい症
  • 頭を動かすとめまい
  • 動揺性・浮動性めまい
  • ふらつき・吐き気

回転性めまい

めまいというとグルグル回るめまいを想像する方が多いと思います。これは回転性のめまいです

回転性の目まいはおもに内耳(三半規管、耳石器)といった平衡感覚に関わる場所が原因になります

病院でメニエール病と診断された方や前庭神経炎と診断された方です。これらは内耳に障害が起こります

良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症は、めまいを引き起こす耳の病気の中では身近なものです。

頭を動かしたときに(急に振り返った時・上を向いた時・寝た状態から起き上がった時など)におきるめまいです

頭を動かしたときにめまいが起き、ほとんどの場合短時間で収まるのも特徴です

原因は耳石(炭酸カルシウムの結晶)が剥がれ落ち三半規管の中に入り込むことでおこります

耳石体操(YOUTUBEなどで検索するとたくさん出てきます)を毎日行うことで軽減されることが多いのでぜひお試しください

頭を動かすとめまい

上向き、下向き、左右に向くなど頭を動かすと起きるめまいです。1方向の場合もあればすべての場合もあります。

頭の位置や向き、首の角度によって症状が発症します

特徴としては首の可動域の制限(首の動きが悪い)が顕著です

動揺性・浮動性めまい

頭がふわふわする、エレベーターに乗っているような感じ、自分が揺れているように感じる方は動揺性・浮動性のめまいとなります。自律神経が原因で起こるめまいです

動揺性のめまいは内耳で感じた平衡感覚を処理する中枢と言われる脳の障害が主な原因です。

ただし脳の障害と言っても脳の機能が少し低下している程度ですので病院で異常が見つかることはほとんどありません。

まれに脳腫瘍や脳梗塞・脳血栓などの場合もありますので気になる方は最初に病院での検査をお勧めいたします

また過去に失神歴などありましたら悪性のめまいの可能性もありますので直ちに病院での検査をお勧めします

ふらつき・吐き気

めまい発症に伴い、あらわれる代表的な症状です

ふらつきの場合、目が回る、頭が揺れていると感じている状態は身体が揺れているのと同義です。足元が定まらない状態です

吐き気の場合、人は目が回る、揺れていると気持ち悪くなり吐き気をもよおします。これが吐き気の原因です

※めまいが伴い場合は胃腸障害となります

めまいの原因

めまいの原因として圧倒的に多いのが自律神経失調症によるものです。

ストレスや自律神経の乱れが原因になります

また特徴としては著しい首の可動域の減少、首、肩の張りがあります

めまいでもっとも有名なメニエール病もやはり自律神経の乱れにより内耳のリンパ液が増えて発症します

肺から脳へ向かう血流の乱れによる循環障害も原因の1つです。そういう意味では肩、首のこり、首の可動域の制限などでも発症する場合があります。血流を調節しているのが自律神経の1つである交感神経になります

つまり、自律神経の乱れにより交感神経の働きが狂うと、血流が乱れ、めまいが起こります

動揺性のめまいなどは内耳からの信号を受ける脳、特に脳幹と呼ばれる部分での障害・誤作動がほとんどです。

この脳幹こそ自律神経を司るコントロールタワーになるので自律神経が乱れた場合、その影響を受けてしまいます

ストレスや睡眠不足、オーバーワークにより自律神経の働きが乱れ、結果的にめまいを引き起こします

治療について

首・頭蓋骨(特に側頭部、眉間)の治療は必須です治療に関しては詳しくは自律神経失調症ページをご覧ください