自律神経失調症・春対策
自律神経失調症において春(3月~5月)は鬼門です。その理由、対策をお伝えしていきたいと思います
理由・1 天候不順
寒かったり、暑かったり、晴れたり雨だったり風が強かったり春は天候が安定しません。1日のうちでも大きく変化します。
特に暑さに体が慣れていないため、だるさを誘発します。人間は急激な天候の変化にとても弱いです。特に自律神経は急激な変化にとてもよく反応します。
これが1番の理由だと推測されます。余談ですがぎっくり腰なども春は多いです
理由・2 環境の変化
これは天候も含みます。その他3~4月は新年度として生活環境が大きく変化する時期です。
引っ越し、進学、新年度スタートなど、また自分に変化がなくとも家族、友人、同僚に環境の変化が大きく起こる時期です
自律神経にとって春は1番忙しい時期とも言えます。
忙しいということは心身とも疲れる、消耗するということです。ゆえに体調不良を引き起こします
対策
1・太陽光を浴びる
太陽光を浴びることはセロトニンという自律神経にとても有効なホルモンを分泌させることにつながります
理想は午前ですができる範囲で太陽光を浴びるよう心がけましょう。室内などでは窓を開け外気を浴びるよう心がけてください
散歩などとても有効です
2・食事の量を抑える
食事の量が多いと胃腸をはじめとする内臓がたくさん働かなければいけない状態になります。内臓は100%自律神経の影響を受けますので結果的に負担が多くなります
内臓に過剰な負担をかけないため、消化の悪いものや食事の量をコントロールして内臓の負担を減らしましょう
季節の食べ物をとるのもおすすめです
3・水分補給
春は暖かくなる時期です。冬場に比べると発汗が多くなります。発汗とは大切な自律神経体温調節機能です。
こまめな水分補給を心がけましょう。理想は水です。スポーツドリンクなどな運動時などは除いて控えましょう
4・適度に体を動かす
体調を考慮しながら体を動かすことを心がけてください。無理はしなくてもいいですが体を動かすことは1番の体調管理につながります
5・お風呂にゆっくりつかる
寝る1時間前くらいに気持ちぬるめのお湯にゆっくりつかりましょう。目安は少し汗ばむくらいです
汗が引いたころに就寝するのが理想的です。逆算してお風呂に入るようにしましょう。
血流をよくして自律神経の緊張を抑える効果があります
6・たくさん寝ましょう
春は眠さを誘発します。眠いなというのは体のサインです。意識的に睡眠時間を確保するよう心がけましょう。
睡眠は最強の自律神経の回復方法です
まとめ
春の嵐という言葉があります。
春は日ごろ自律神経に不調を感じていない方、言い方を変えると人はみんな心身とも不安定になる時期です。
それはある意味、からだの自然現象ともいえます
焦らず、騒がず、上記のことを心がけて生活するとで不調を最小限にコントロールしていきましょう