頚椎うつ・頚性神経筋症候群

東京脳神経センター理事長・脳神経外科医松井孝嘉先生によって提唱されたうつ病・自律神経失調症の名称です

東京脳神経センターに来院する「うつ病」と診断された患者さんのうち、およそ9割以上がそれにあたります。

つまりほとんどのうつ病は、首こり病(頚性神経筋症候群)の治療対象になるわけです。

東京脳神経センター

現在、医療の場でも自律神経失調症と首の関係性が認められています

簡単に言うと首・肩こりがひどくなりうつ・自律神経失調症の症状を発症するということになります

私見になりますが・・・

頚部には脳神経の1つである迷走神経というものがあります。

この迷走神経は自律神経と非常に関係性が深いです。

頚部の緊張が迷走神経に影響を与えているのでは?と推測できます

判別方法

大うつ病。双極性障害(抑うつ病)は精神科領域になります。投薬・カウンセリング、TMS療法が治療の中心となります

一方、それ以外のうつ病、自律神経失調症は頚性神経筋症候群の可能性が高いということになります

頚性神経筋症候群の原因

PC,スマホの長時間使用による首への負担、眼にかかる負担、ブルーライト光による脳へのストレス

日常生活によるストレス反応

ひと昔前と違い、仕事はほぼPCでの作業、1日中使用していると思います。お子様でも同様のことが言えると思います

頚部への施術について

現在、医療機関での頚部への治療は具体的にどのようなことを行っているのかは当方にはわかりません。

一部HPを調べてみましたが自費による治療になるようです

整体としては頚部への施術は得意分野となります。

  • 頚椎そのものへの施術
  • 頚椎と頭蓋骨のジョイント部分への施術
  • 頚部前面(胸鎖乳突筋)への施術
  • 側面(斜角筋群)への施術
  • 上部胸椎への施術
  • 胸郭への施術

症状や詳しい施術方法は自律神経失調症をご覧ください

日常生活での注意点

  • PC作業での座位の姿勢
  • スマホと顔の距離感
  • デジタルデトックス

セルフケア

  • 首・肩・背中・胸・手へのストレッチ
  • 頭部へのマッサージ
  • ホットアイマスクでの眼の血流改善
  • 定期的な運動

まとめ

現在、医療機関では頚性神経筋症候群の可能性としての診断は一般的ではないようです

しかし、経験上頚部はかなりの確率で関係性があると思いますのでお悩みの方はご相談ください

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