施術症例・不安障害

20代 女性 

主訴 手足のピリピリ感

期間 1か月

精神症状 不安感・恐怖感最大

薬の服用 有

既往歴 無

病院受診 有 神経内科、脳神経内科、心療内科

生活環境 問題なし

問診による情報

手足のピリピリする感覚に違和感があり来院、ご本人は線維筋痛症を疑い神経内科、脳神経科による受診にて異常なしと判断される。

症状自体はピリピリ感はさほど強くなく一瞬ピリピリと走る程度で1日のうち数回感じる程度だがピリピリが異常に気になり、怖いとのこと。

推測される原因

問診の結果、幼少期から身体のことに対しては神経質であることのこと。職場、自宅ともストレス源にはなっていなく主原因は不明

施術期間

集中施術期間・週1回を半年、経過観察2週に1度を半年、1か月経過観察後経過良好問題なし

現在も本人の希望により月1回経過観察・メンテナンスに来院中

施術記録

身体症状より精神症状の方が悪く、神経不安症を疑い心療内科を受診してもらいました。旦那さんにも来院していただきカウンセリング。症状の説明、理解を得たうえで施術開始

薬は最初からあまり効かず、最初は1日に数度不安発作が起きる。

主に自律神経の興奮、緊張を抑える施術をしながらカウンセリングがメインに施術をしていきました

カウンセリングにおいて重点を置いたのが

● 自分を客観視すること

● 現状を正確に把握すること

この2点です

線維筋痛症ではないこと、身体症状は軽微であること、仕事には行けることなど、生活には支障ないことなどをカウンセリングを通してお伝えしていきました

心身の状況が落ち着くのに半年ほどかかりましたが初期の状況と比べて改善はご本人も把握できるまで回復

定期的な服薬はやめ、その後はご本人の希望により現在も経過観察中です

予後は心身とも良好です

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